正直しんどい

140文字では書ききれないパッション

【クローズEXPLODE】感想文


Crows Explode (クローズ EXPLODE ) Official Trailer #1 - Toyoda Toshiaki Movie HD

 ヤンキーたちがボコスカ乱闘する映画が大好きである。

 その中でもトップクラスで好きなのがクローズZEROという作品で、男同士の友情の熱さと戦いの“マジ”さ加減、そして随所に点在するツッコミポイントとギャグのバランスがとてもいい。ちなみに私が好きなのは「頭割れたらセメダイン」っていうセリフ。

 そもそもクローズを好きになったのは友達の家に行ったときに「これを観ろ」と問答無用で映画をみせられたことがきっかけで、無事にクローズに嵌ったものの、友人曰く「EXPLODEはなんか違うから観なくてもいいと思う」らしいのでそのままにしていた。

 

 しかし自分がHiGH&LOWシリーズに頭まで浸かってしまい日々その感想および中の人たちの情報を調べるようになっていったうちに、EXPLODEには私の知る俳優やダンサーが何人も登場していることを知った。改めてキャストを確認してみると、

 

 東出昌大, 早乙女太一, 勝地涼,KENZO, 矢本悠馬, 奥野瑛太, 遠藤雄弥, 柿澤勇人, 柳俊太郎, 深水元基, やべきょうすけ, 高橋努, 浅見れいな, 高岡早紀, 板尾創路, ELLY, 岩田剛典, 永山絢斗, 柳楽優弥

 

 え……ハイローに出てるひとめっちゃ登場するじゃん……。(下線をつけた人がハイロー出演者)

 上記のキャストはアマゾンの商品紹介ページに記されているのをコピペしたもので、wikiを見てみると野替愁平(ハイローのパール)もいるし。一ノ瀬ワタル(ハイローの関ちゃん)もいるし(クローズのwikiには載っておらず本人のwikiに掲載されている。ちゃんと掲載してあげてほしい)。といった具合に愕然としたので、アマゾンプライムの評価がZEROとZEROⅡに比べてやたらと低いことに多少の不安を抱きつつも再生したわけである。

 

 クローズEXPLODE。それはZEROとZEROⅡでボコスカやってたヤンキーたちが卒業した後の世界(ZEROⅡから一か月後)。頭が不在となった鈴蘭高校の頂点を誰が獲るか? その抗争が日々起きているようである。

 

 視聴した結果、思っていたよりひどくなかった。っていうのが初めに思ったことだった。

 酷評はこの一作そのものに対するよりも、ZEROとZEROⅡと比較した結果によるものが多いのだろうと。ZEROとZEROⅡは文句のつけようのない面白さであったしすっきりと終わっているものの、EXPLODEはぼんやりとしている部分というか、粗が目立つ。そして迫力に欠ける印象がある。

 

 まず主人公がきれいすぎる。主人公の父親はボクサーで、試合後に命を落としている。そのことがあり自分は(父親のように)喧嘩をしないと決めている。っていうバックグラウンドの時点でちょっと疑問を抱いてしまう。ボクシングと喧嘩は別物なのでは……。そしてそういう信念があるのにどうして毎日喧嘩祭りの鈴蘭に転校してきたの? 学校は鈴蘭しかないの? まさか転校先の学校風景も調べずにいきなりやってきたの? 喧嘩をしないと決めてるならまず鈴蘭は選ばないんじゃないの……という疑問が頻出する。それを突っ込んでいると話が進まないので仕方ないとしても、物語のほぼ終盤までは「頂点なんて興味ない」とスカしていた主人公が、鈴蘭の規格外の男・リンダマンとちょっと会話したら急にてっぺん獲る気になるのが謎である。

 

 永山絢斗がいい。閉塞感に満ちて人生に夢も希望もなにもないからっぽの男が、なんとか自分が立ち上がる、のし上がるための細い細い命綱を必死に掴んで走っているような、もうギリギリなんだよっていうのを全身で叫んでいるような役がいい。散々暴れ散らしといて倒されもせずに退場するエンドだけは許さん。

 

 柳楽優弥がいい。柳楽優弥は「ディストラクション・ベイビーズ」で他人を殴ることに悦びを見出すサイコ野郎を演じていて、セリフはほとんどないのにも関わらず強烈なインパクトを与え、拳でも目でも相手を殺すような迫力がある。このEXPLODEでもあの強すぎる眼力でギラギラしていて良かった。

 

 ELLYの演じているキャラクター、山下甲兵がいい。厳つい顔にがたいのいい身体には学ランヤンキー役が良く似合う。山下は「キ●タマ狩り」という言葉が口癖のようで、えりたん下ネタ苦手なのにそんな卑猥ワード連発してたんだな……って思うときゅんとする。

 ELLYと一ノ瀬ワタルのパワーファイト。ここからすでにICEと関ちゃんの因縁があったんだな……と感慨深くなる。

 

 岩田剛典の演じた柴田浩樹にはうっかり恋をしそうになる。主人公とのバトルの最中に「お前面白いな」なんて笑って言う。がんちゃんは跡部様だった。

 柴田は男気に溢れている。かつて同じ高校にいた№2、藤原(永山絢斗)との喧嘩で大やけどを負っても相手を恨むことをせず「あれは事故だ」と言うし、その藤原に腕を折られても怒らないどころか、病院で処置をしたあとに「人生楽しまないとな」みたいなことを言って笑っている。しまいには火傷と骨折を負わせた上に人生からもドロップアウトしようとしている藤原に対し「学校戻ってこい」なんて言ってあげている。器の大きさが果てしなくて、やだ好き……みたいな気持ちにさせられる。

 

 いろいろ言っても共闘展開は好きなので、終盤に各勢力が集結して力を合わせるのは胸が熱くなる。他校の柴田まで来てくれる。男気が果てしない。柴田の学校にはSWAYこと野替くんが角住役で登場していて、大型犬めちゃくちゃかわいいって気持ちにさせてくれる。ハイローでパールを演じていたことから彼を知り、彼の笑顔に惹かれている。マイティではパール推し。太陽属性感に満ちていて眩しい。

 

 おがんと永山絢斗のバトルの終わり方は「は!?」と思わされたし、東出昌大早乙女太一との一騎打ちは結構あっさりだったし、お約束のリンダマンエンドのときにも他校のおがんが居て笑ったけど、総評は「わりとおもしろく観られた」。

 

 ワイルドサイドの友達の歌も変わらずに登場したので嬉しかったし、やべきょうすけの演技が良いので観ていてホッとした。偉そうにだらだら書いたけど、最後までめちゃくちゃ楽しみながら観た。

【エイプリルフール】もしも安藤忠臣と村山良樹が兄弟だったら

 タイトルどおり、安藤忠臣と村山良樹がもし兄弟だったら……という、山田さん好きによる妄想話。

 

***

 

 ここには来るなと、何度も口酸っぱく言ったはずだった。

 利息の回収のために留守にしていた事務所に戻ってきた安藤忠臣は、ソファのひじ掛けを枕がわりにしている黒い頭とその頭に巻かれたネイビーのバンダナを見て、深い深いため息をついた。足音と気配を察知したのか、バンダナ頭がもぞりと動き、緩慢な動作で半身を起こした。

 事務所入り口で突っ立ったままの安藤のほうを振り向き、バンダナで半分隠れた瞳を細めて口を開く。

 

「にいちゃん。おかえりー」

「……お前な、ここには来るなって言ったのも理解できねえのか? 鬼邪高生さんよ」

「えー? だってさあ、にいちゃん電話出てくんねえし、LINEも返してくんねえし、てか既読もつけねえの酷くねえ? だから直接会いに来たってわけー」

「……仕事の邪魔すんなって言ってんだよ」

 

 ソファには学ラン姿の男がでろんと腰かけていて、表情をひきつらせる安藤を見上げていた。突然の来訪者、こと村山良樹は、安藤忠臣の弟だった。血の繋がりは半分しかなかったが、どういうわけか外見は瓜二つだった。

 弟の存在など知らぬまま生きてきた安藤の前に突然現れた村山良樹という男は、親から自分の兄の存在を知らされて以来、ずっと安藤のことを探していたのだという。あらゆる手を尽くしてどうにかこうにか兄を見つけ出し、無理やり連絡先を交換し、連絡をほぼ返さない兄に定期的にメッセージを送り、電話を掛け、無視されることが続けばこうしてときどき事務所に勝手に上がり込んできた。

 

「じゃましてなくねえ? にいちゃんがトリタテ行ってる間、おれはここでおとなしく待ってたんだしさあ」

「……これ飲んだら帰れ。俺はこれからまた別の客のところに行」

「えー。ブラック苦いからなぁ。甘いやつがいいなぁ」

「……。」

 

 初めて村山が安藤の前に現れたとき、安藤は借金を踏み倒そうとしている顧客を死に物狂いで追いかけている最中だった。長年の喫煙によって体力が大幅に落ち、肺が破れそうになりながらも全力疾走しているさなかに向かい側から「にいちゃん!」なんて言っている、自分と同じ顔の男が走ってきたのだ。安藤も、そして安藤に追いかけられている顧客も、何が起きたのか分からないまま一瞬動きが止まってしまい、それによって顧客を捕まえることが出来た。が、無事に回収を済ませ、そのあと村山から経緯を聞かされた安藤はたった一言、「お前さっさと帰れ」と答えるのみだった。なるべくなら関わりたくなかったのだ。

 しかしどんなに突っぱねようと村山良樹という男は諦めることなく安藤をつけ回し、ぴったり後ろについていった。自分と同じ顔の男が学ランを着てこの街を歩いているという事態に、このままでは自分の金融業にも支障が出ると危惧した安藤は、村山に条件つきで自分と関わることを許した。

 仕事をしている自分のそばに近寄って来るな、という条件と、この街にも来るな。という条件だったが、一番遵守してほしい“街に来るな”という言葉は守られたためしがない。

 

「俺はお前と違って暇じゃねえんだよ」

「おれも暇じゃねえってのー。鬼邪高にもさあ、いろいろあんだよね。課外授業とかも忙しいし」

「課外授業? そんなことしてんのかよ。まともなとこあんじゃねえか鬼邪高」

「でしょー。鬼邪高狙ってくるやつはさ、ちゃんとぶっ飛ばさないと」

「……ハァ」

 

 安藤は自分の思い浮かべる課外授業と村山の言う課外授業の認識の相違に、再びため息をついた。そしてすぐに思い直す。この街から遠く離れた、荒れた地区の一角を担う高校である。噂程度しか聞かないが、そのどれもこれもがまともとは言い難いエピソードばかりだ。

 

 ブラックコーヒーを嫌がる村山にカフェオレの缶を渡してやると、子供のような顔をして嬉しそうに笑う。

 同じ顔をしているが全く違う生き方をしてきたゆえか、安藤には村山の浮かべるふにゃふにゃした笑顔が嘘のように思えてならなかった。自分にはない、ありえない表情なのだ。そう思うと同時に、その顔で、その身なりでこのラストファイナンスまでのこのこやってきたことに、わずかな苛立ちを覚えた。

 知っている奴に見られていたらどうする。

 それが万が一金を貸している客だったら?

 そう考えると背筋にぞわりと寒気が走った。

 

「もうここ来んなよお前」

「やだ、来るよ」

「一万歩譲ってそのカッコでは来んな」

「えー? このかっこ楽だから好きなんだけどなあ」

「お前がそのカッコしてこの辺フラフラしてたら俺だと思われんだろうが」

「そうなったらそうなったで面白くない?」

「ねえよ」

 

 安藤は手加減せずに村山の頭を拳で殴った。ゴン、という鈍い音がしたが、痛みを感じるのは自分の拳ばかりで、殴られた村山のほうは「いってえ~」なんて言いつつもさして痛がっているふうでもなかった。そういえば、いつか村山が一方的に話しかけてきたことを思い出す。過去の乱闘で、頭突きで倒した相手は100人を超えたとかなんとか……。村山は恐ろしく硬い石頭の持ち主なのだ。

 村山に対して武力行使は効果がない、と思い直した安藤は自身のデスク向かい、椅子にどさりと腰かけた。煙草を咥え火を点けるまでの安藤の動作を、村山は目を輝かせて眺めている。なんだよ、と安藤が視線を向ければ、言葉もなくへらりと笑顔を浮かべる。その緩み切った顔を見て、安藤はまた同じ顔でこうも違うものか、とどこか感慨深い気分になった。

 

「……お前、いつ卒業すんだよ」

「ん~、いつだろーなあ。鬼邪高のやつらと過ごすの楽しいしさあ、まだやることいっぱい残ってるような気もするし」

「やることってなんだよ」

「わかんねえから探してる~。へへへ」

 

 成人を過ぎてもなお学生服を着て高校生活を送っている弟を見て、安藤は自身の過去を振り返った。高校生活は3日で終わらせて、安藤はヤクザの事務所へと就職した。楽しいと感じることよりも苦労や苦痛のほうがずっと多い日々を過ごしていくうちに、笑顔を浮かべることもほとんど無くなった。そんな安藤の目には、無邪気に笑う村山が眩しくさえ見えた。

 そして、そんな無邪気な少年のような村山良樹には自分の生きる世界にあまり踏み込んでほしくない、とも、安藤は内心思っていた。だから彼がここへやってくるとき、安藤は無意識に強い語調になった。しかしそんなことを一切気にしていない村山は、ソファの上で膝を抱えながら、安藤からもらったカフェオレを大事そうに飲んでいる。

 

「たったふたりの兄弟なんだからさー。仲良くしよーぜ、にいちゃん」

 

 兄弟なんだから。村山の言ったなんでもないような言葉に、安藤は一瞬だけ動きを止めた。安藤がまだ今の村山よりも年下だった、18歳のころ。手の付けられないやんちゃな子供だった自分を、子のように、弟のように可愛がって面倒を見ていてくれた存在を思い出す。そこで安藤はそれ以上の記憶を掘り起こすことを辞め、頭を左右に振った。ぽかんとした顔で「どしたの?」と聞いてくる村山には、「うるせえ」と返すことしか出来なかった。

 

「あ。そういえばさあ、にいちゃん」

「あんだよ」

「なんでおでんって冬にしかねえのかな? おれさぁ、コンビニいくと毎回食いたくなるんだよね。なのに春だからもう無いんだよね。」

「……知るかよ」

 

 ばかなことばかり言うやつだと思っていた弟と自分がまったく同じことを考えていたことを知ってしまい、心なしか頭痛が酷くなった気がした。嬉しくない共通点を増やしてしまったことに苦い顔をしながら、安藤は天井を仰いで紫煙を吐き出した。

【闇金ドッグス7】感想文


「闇金ドッグス7」予告

 

 須藤司は安藤に向けて「ヤめます」とめちゃくちゃな辞表を書いてラストファイナンスから居なくなる。それが全作闇金ドッグス6の最後の場面だった。今作7は須藤司をメインに据えた物語だ。

 

 ラスファイを辞めた司は食べるものもままならず、公園で寝泊まりする上に鳩に与えられた餌のパン切れを拾い集めて食べる始末。空腹に耐えかねてキャバクラのボーイを始めるが、そこで司に対して愛想の悪いキャバクラ嬢、エマと出会う。

 このとき須藤司は27歳。年齢を聞かれた司は「まだ」27歳と言うがエマはバカにしたように「もう」27歳でしょと言い放つ。四捨五入したら30だと。現実から目を反らす司に対し、エマは冷めた目でスマホを見ながら司の先の人生について語り出す。「借金苦で無理心中」というエマの言葉に、沼岸親子のことがフラッシュバックしてしまう。

 

 一方で安藤忠臣は司の抜けた穴を埋めるべく慣れない求人をし、まるでギャグのような就職面接を経て、安藤を「兄貴」と呼んで慕ってくる大男を採用する。この大男、心意気だけはあるものの回収の出来はいまいちで、採用されてからさほど経たないうちに「盃を返します」とラストファイナンスを去っていく。安藤は再びひとりになってしまった。

 安藤忠臣の走るシーンが好きなので安藤にはもっとたくさん走ってもらいたい。ヘビースモーカーであるために体力が落ちていそうなのに、それでも汗を流しながら煙草に火を点ける場面が愛おしい。健康には気を遣ってほしいが、安藤にはどうしても煙草が似合う。煙草を挟む細い指先が美しい。どうかこの先もアイコスなどは使わずにいてほしい。

 

 須藤司はキャバクラ前で掃除をしていたところ小学校時代の女教師と偶然再会し、「困っている人がいたら助けてあげなきゃ」と言われる。その言葉を受け、店で客に迫られているエマを身体を張って助けたことから、司とエマは少しずつ親密になっていく。

 エマは昼職をしながらキャバクラでも働き、自宅では障害を持つ姉の介護をして暮らしていて、唯一の肉親だった母は病死。奨学金の返済のために借金をしており生活苦を極めている。それでもまっすぐに生きていこうとする姿に、司の沈んだ心は少しだけ晴れていく。

 しかしその後、以前再会した小学校教師に騙されていたことを知る。「小学生時代の司はスーパーヒーローになりたいと願う子どもだった」と教えられたがそれは教師の嘘だった。嘘をつかれた上で金も騙し取られ、そのことで再び司は心を傷つけられるのだ。

 

 エマは借金を返せないことを理由に昼職もキャバクラも辞め、ソープ一本で働くことを決める。それを聞いた司はソープは辞めさせようとするものの、「お金を返せない私が悪い」ときっぱり言い切る。

 お前には幸せになって欲しいと必死に訴える司に、エマはだったら幸せにして。と言うが、司は苦い顔をして自分にはそれは出来ないと言いながらエマを抱きしめる。出来ない、と答えざるを得ないのがせつない……。

 幸せは目に見えないものだと、エマは笑って言う。

 人間の汚さに失望し心を蝕まれていく司にとって、清らかなエマの存在は何よりの救いだったように思う。そしてエマにとってもまた、司の存在は救いであり支えだった。

 

 司がエマを救おうと死に物狂いで用意した30万を受け取ろうとはせず「2万円貸して」「そうしたら利息払うときにまた会える」そう言って笑顔で司にキスをして、奨学金の返済を終えるまで見届けてほしいと言い残してソープへ向かうエマ。なんて美しい魂を持った子なんだろうか。

 

 ラストファイナンスを辞めた司をツンデレ的に再び迎え入れた安藤忠臣の粋さにも大変しびれた。

 安藤忠臣はおでんが好き。皿に盛っていたのは大根とごぼう巻きかな。

 ドエムシコスキーの縄と鞭といい、そんな会話をモソモソしながらおでんを二人で食べるシーンといい、重たい雰囲気のまま終わらないでくれて本当に良かった。

 安藤忠臣の隣にいられるのは須藤司だけなのだろう。司、戻ってきてくれてありがとう。観終わった後にはそんなことを言いたくなる。